赤字は特に優れている部分
オゾン発生器/YS08IRZイメージ オゾン発生器/YS38SCイメージ 持運型集中オゾン脱臭装置ys2001oz画像 no image
YS08IRZ
YS11DKSJ YS70-OZS YS38SC YS2001OZ YS3000FP YS300OZH
(仮称)
coming soon
YS1000-OZFS
オゾン発生量(mg/h) 7 40
無段切替
70
(130 注)
無段切替
270 0〜2000
無段切替
0〜3000
無段切替
0〜300
無段切替
0〜1000
無段切替
風量(m3/h) 微量 16〜26
連動
32 20 180 300 170 96
除菌脱臭有効容積 天井高2.3m  算定方法 有人(ゆっくり常時) 5℃ 9畳
(33m3
50畳
(187m3
87畳
(327m3
158畳(注
(600m3
548m2
(1261m3
4061m2
(9340m3
6091m2
(14010m3
609m2
(1401m3
2030m2
(4670m3
20℃ 6畳
(23m3
35畳
(131m3
61畳
(230m3
113畳(注
(427m3
384m2
(883m3
2843m2
(6538m3
4264m2
(9807m3
426m2
(981m3
1421m2
(3269m3
25℃ 4畳
(13m3
20〜23畳
(80m3
35畳
(130m3
63畳(注
(240m3
219m2
(504m3
1624m2
(3736m3
2436m2
(5600m3
243m2
(560m3
812m2
(1868m3
〜30℃ 3畳
(10m3
15畳
(56m3
26畳
(98m3
48畳(注
(182m3
164m2
(378m3
1218m2
(2802m3
1827m2
(4203m3
183m2
(420m3
609m2
(1401m3
無人(短時間強力) 5℃ 1畳
(3.3m3
5畳
(19m3
9畳
(33m3
17畳(注
(61m3
33畳
(126m3
406m2
(934m3
609m2
(1401m3
37畳
(140m3
203m2
(467m3
20℃ 1畳
(2.3m3
4畳
(13m3
7畳
(28m3
13畳(注
(52m3
23畳
(88m3
284m2
(654m3
426m2
(981m3
26畳
(98m3
142m2
(327m3
20℃ 1畳
(1.3m3
2畳
(8m3
4畳
(13m3
7畳(注
(24m3
13畳
(50m3
162m2
(373m3
243m2
(560m3
15畳
(56m3
81m2
(186m3
〜30℃ 1畳
(1m3
2畳
(6m3
3畳
(10m3
5畳(注
(18m3
10畳
(38m3
122m2
(280m3
183m2
(420m3
11畳
(42m3
61m2
(140m3
主な使用場所 ・お部屋 ・お部屋
・リビング
・駅トイレ
・ホテルトイレ
・診療所待合室
・お部屋
・リビング
・駅トイレ
・ホテルトイレ
・診療所待合室
・ホテル客室
・車内
・お部屋
(無人)
・宴会場
・ホテル客室
・倉庫
(無人)
・宴会場
・倉庫
(無人)
・ホテル客室
・車内
・お部屋
(無人)
・浄化槽建屋
・喫煙ルーム

・お部屋
・リビング
・駅トイレ
・ホテルトイレ
・マンションごみ置場
・オフィス
・病院待合室
・厨房
有人時運転
濃度計
人感センサー

濃度計
× ×
自動回収装置
× ×
自動回収装置

濃度計
発生方式 ランプ 沿面
放電
無声
放電

回転電極
ランプ 無声
放電
無声
放電
無声
放電

回転電極
無声
放電

回転電極
酸素原料 空気 空気 空気 空気 空気 PSA 空気 空気
メンテナンス 周期(連続使用の場合) 9000h
(約1年)
1000h
(41日)
18000h以上
(約2年/
間欠運転で3〜5年)
9000h
(約1年)
1000〜2000h
(40〜80日)
9000h
(約1年)
18000h
(約2年)
18000h
(約2年)
費用 有料
ランプ代)
無料 有料
安い
有料
ランプ代)
無料 有料
高い
有料
安い
有料
安い
作業内容 ランプ
交換
水洗い オーバーホール ランプ
交換
水洗い 点検
および
部品交換
オーバーホール オーバーホール
個人作業可否 不可
(メーカー引取り作業)
不可
(メーカー引取り作業)
不可
(メーカー引取り作業)
不可
(メーカー引取り作業)

オゾンについて ■酸素はご存知のように「O2」とあらわし酸素原子2個で構成されています。これに対してオゾンは「O3」で酸素原子が酸素よりもひとつ多い3つで構成されています。オゾンは常に安定した「O2」酸素に戻ろうとする性質を持っていて長時間O3(オゾン)でいられません。近くに菌や臭気、汚れ成分などがあるとO(酸素原子)を1つ与えて(酸化反応)、酸素に戻ろうとします。オゾンはこの性質を利用して、脱臭・除菌・脱色分解などを行います。


■オゾンは薬剤と違い酸素に戻るので残留性の心配がありません。除菌に関していえば瞬殺するため耐性菌を作らないという特徴を持ちます。


■オゾンは私たちの生活している空間(大気中)にも存在していて、都心部で0.005ppm程度の濃度があります。地表でのオゾン濃度の高い場所は海岸線、滝つぼ、森林などで0.05ppm程度の濃度があります。自然界のオゾンはその脱臭・除菌分解力(空気の自浄作用)が働き、新鮮な空気を維持しています。
空間でのオゾン濃度が高ければ高いほどその除菌力・脱臭力は強く、反応時間も速くなりますが人体への悪影響も出てきます。オゾン発生量の大きいオゾン発生器などで短時間に除菌を行う場合にはそのお部屋は必ず無人にしなければなりません。
有人環境下で許容される空間のオゾン濃度は国の基準では0.1ppm以下(8時間)とされております。0.05ppm程度で時間はゆっくりでも十分な除菌力を発揮します。※CT値を参照


■お薬は用法用量を守れば病気を治す手助けをしてくれます。食塩は人が生きていく上で無くてはならないものですが、過剰摂取は高血圧などの病気の原因となります。
これと同じようにオゾンも使用の仕方次第です。しっかり濃度管理などオペレーション出来れば、塩素などの薬剤殺菌の様に薬剤が残留したり、副産物を生成してしまう事が少なく、環境に優しい方法といえます。


■現在、東京の金町浄水場をはじめ多くの浄水場で水道水の浄水処理にオゾン処理が行われております。

■「プラズマクラスターイオン」や「ナノイー」などの物質による除菌を謳った空気清浄機がたくさん販売されていますが、そうした粒子自体には殺菌効果がほとんどなく、実際の殺菌は、同時に発生するオゾンが担っているとする論文が公開されています。2012年11月20日に発行された「感染症学雑誌 Vol.86 No.6


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オゾン発生装置 空気中の酸素から(一部方法に水中からもある)、人工的にオゾンを作り出す装置。水道水の浄水処理や脱臭や除菌を目的として食品加工工場、厨房、消防、老人ホーム、医療機関、プール、温泉などで使用されています。オゾン生成方法には「ランプ方式」、「無声放電方式」、「沿面放電方式」、「電気分解方式」などがある。
オゾン発生量
(mg/h)
車でいう馬力にあたるもので、オゾン発生装置の能力の目安となる。オゾン発生量が大きいほど、オゾン発生器の能力が高く広い空間の除菌脱臭ができる。
同じ大きさの部屋で比較した場合オゾン発生量が多ければ多いほどその部屋のオゾンの空間濃度(ppm)は高くなる。
空間でのオゾン濃度が高ければ高いほどその除菌力・脱臭力は強く、反応時間も速くなりますが人体への悪影響も出てきます。
有人環境下で許容される空間のオゾン濃度は国の基準では0.1ppm以下(8時間)とされております。
無段切替 オゾン発生量を調整ボリュームで0からMaxまで調整できる。部屋の大きさに合わせて調整します。
4段切替 オゾン発生量を切替ツマミで4段階で強弱運転を選べます。部屋の大きさに合わせて調整します。
無人運転 主に食品工場などの空間の除菌を短時間で集中して行なう目的のオゾン発生装置の運転方法。従業員が帰社した無人の夜間にタイマー運転により高濃度のオゾンガス(部屋全体濃度で1〜2ppm)を3時間ほど薫蒸(くんじょう)する。オゾン発生停止後2時間ほどでオゾン分解(酸素に戻る)しますので入室可能となります。他には中古車の車内、ホテルの客室をベッドメイキング後の無人時に短時間で脱臭を行なうケースなどがある。※除菌にかかる時間に関してはCT値を参照
有人環境下で許容される空間のオゾン濃度は国の基準では0.1ppm以下(8時間)とされております。
有人運転 即効性除菌脱臭に向いている無人運転に対して、除菌脱臭の目的のスペースが常に有人時である、老人福祉施設や診療所の待合室、マンションのごみ置き場などの場合は、オゾン発生装置の運転による部屋のオゾン濃度が、有人環境下で許容される空間のオゾン濃度0.1ppmを超えないように運転する運転方法です。除菌脱臭力が無いように思われがちですが、0.05ppm程度の低濃度であっても時間はゆっくりですが十分な除菌力を発揮します。※CT値を参照
オゾン濃度(ppm) オゾンの空間の濃度です。オゾン発生量が大きいオゾン発生装置を使用したほうが、オゾン濃度の数値は高くなります。
また同じオゾン発生量のオゾン発生装置でも、部屋の大きさが小さければ小さいほど、その部屋のオゾン濃度は高くなります。
オゾン発生装置の噴出し口付近の濃度は、オゾン濃度が高くなります。
噴出し風量が大きければ大きいほど、オゾンの希釈度が増すので、噴出し口のオゾン濃度は低くなります。
しかし、部屋全体でのオゾン濃度はオゾン発生装置オゾン発生量に依存します。
有人時には国の基準値0.1ppmを超えてはならなりません。
0.1ppmを超える場合には無人にて運転する必要があります。
オゾン濃度の計算方法はこちらをご参照ください。


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オゾン濃度の計算方法 あるオゾン発生装置を使用した場合、使用する部屋の大きさによってその部屋がオゾン濃度何ppmになるかの計算方法です。
オゾン濃度(ppm) = オゾン発生量(g/h) ÷ 容積(m3) × 467
たとえばYS11DKSJ(最大オゾン発生量40mg/h⇒0.04g/h)を30畳(113.8m3)のお部屋で使用した場合お部屋のオゾン濃度は0.16ppmとなります。
0.04÷113.8×467=0.16
ただし、実際はオゾン濃度は温度や湿度に影響を受けますので、冬場は計算値に近く、夏場は計算値の1/2くらいになります。
また、きれいなお部屋であっても、計算値の2/3
ごみ置き場や汚れているお部屋では、計算値の1/3くらいになります。
よって上記の例の場合、計算上は0.16ppmで有人時の国の基準値0.1ppmを超えていますが秋の普通のお部屋で想定した場合の濃度は半分の0.08ppm程度と推察できます。
濃度計によってオゾンの発生を管理しているYSくりん「YS11DKSJ」などは狭い部屋での運転も安心です。
容積 部屋の広さ(m2) × 天井の高さ(m) = 容積(m3
1(坪) = 2(畳) = 3.3(m2
風量(m3/h) オゾン発生器からオゾンが出てくる1時間あたりの風量で、単位は立方メートル毎時です。
たとえば、同じオゾン発生量のオゾン発生装置を2台、同じ大きさの部屋で運転した場合
その部屋の空間のオゾン濃度計算上は一緒になるが、オゾンの噴出し風量が極端に少ないとその空間のオゾン濃度は計算値よりも低くなり、噴出し風量が大きいほど計算値に近くなる。
対象となる空間の容積の10-30%程度の噴出し風量(時間当たり)があれば良い。10%以下の場合は送風機などで拡散すると良い。
■連動:オゾン発生量の調整が出来るオゾン発生装置において、オゾン発生量が少ないときは風量が少なく、オゾン発生量が多くなると風量が大きくなります。
CT値 塩素殺菌や他の殺菌方法の強さの比較する数値としては、CT値という値が良く使われます。
CT 値とは、殺菌・不活性効果を示す指標として国際的に認められている値であり、C=濃度(ppm) T=時間(min)としてこの数値を掛け合わせた数値となります。たとえば、オゾンガスにおける大腸菌のCT値は60です。0.1ppmの空間において600分(10時間)で死滅するということになります。
0.1×600=60
詳細はこちらをご参照ください。
ランプ方式 オゾンの生成方法のひとつ。空気に対して低圧水銀ランプ照射を行う。太陽からの紫外線を受けて成層圏近くにオゾン層が生成される地球のミニチュア版である。オゾンの生成効率が最も良いとされる184.9nm の波長に発光強度のピークを持つ低圧水銀ランプを使用する。空気中の酸素分子を照射エネルギーにより解離させ単原子の酸素を作ると他の酸素分子と速やかに反応しオゾンを生成する。1g/h 以下の低濃度オゾン生成に向いている。
硝酸の生成は無い。


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無声放電方式 オゾンの生成方法のひとつ。電極間で起こる放電時の音、異常放電を防ぐ目的で電極が絶縁誘導体(石英ガラス等)で覆ってある。安定した放電状態を維持することが出来、大量のオゾン生成に適している。
硝酸の生成はあり。回転電極は硝酸の付着が極力低減できる。
沿面放電方式 オゾンの生成方法のひとつ。一般的な構造としては円筒形の絶縁誘導体内部(セラミック、ガラス等)に面状電極を埋め込み、表面には細かいピッチ(0.1〜0.5mm)で線状電極を配し交流電圧を印加することにより、オゾンが発生する。
硝酸の生成はあり。

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電気分解方式 陽極と陰極の間にイオン交換膜を挟んだ構造の槽で水の電気分解を行うことにより陽極側に酸素と一定量のオゾンが生成される。オゾンの生成効率アップには陽極の材質選定と交換膜の材質によるところが大きい。高濃度のオゾンを水から作りだせるため、クリーンで大型化が容易である。
硝酸の生成は無い。
有効容積 オゾン発生装置で効率よく脱臭・除菌が可能となる容積の目安。容積は面積×高さ(天井までの)で表わします。たとえば、6畳のお部屋は3坪。1坪は3.3m2。天井の高さを2.3mとした場合、その部屋の容積は
3.3×3×2.3=22.77m3となります。
オゾン発生装置の除菌脱臭有効容積の表記に関しては、法的な決まりが無いために、各メーカーの判断に委ねられています。過剰に広い空間を脱臭・除菌が出来ると謳った商品も一部にございますのでご注意ください。


弊社での有効容積の設定基準


無人/短時間での脱臭・除菌
計算上、部屋の濃度が運転1時間後で1ppmになる容積をあらわしています。無人で3〜4時間程度で除菌が完了する食品工場などの夜間運転を想定しています。
もちろん有人時の0.1ppmであっても時間はかかりますが除菌は可能です。
たとえば新型インフルエンザH5N1CT値は60ですので0.1ppmであれば10時間、1ppmの環境下では1時間で除菌が完了します。
畳での表記は天井の高さを2.3mで計算

有人/ゆっくりした常時脱臭・除菌
計算上、部屋の濃度が運転後1時間後で0.1ppmになる容積をあらわしています。
畳での表記は天井の高さを2.3mで計算

■オゾン発生装置を運転した場合の、そのお部屋のオゾン濃度は、湿度、温度、部屋のきれいさ、悪臭の有無などによって大きく左右されます
弊社での表記は、5℃(冬倉庫)、20℃(冬室内)、30℃(夏)の環境下での有効容積をあらわしています。

■同じオゾン発生量のオゾン発生装置であっても、噴出し風量が違うと脱臭除菌効率が変わってきます。弊社の有効容積の算出方法はその機械の風量を考慮して計算しています。


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オゾン濃度計 その空間のオゾン濃度を計測する機器で、オゾン濃度が0.1〜0.08ppmになるとオゾンの発生を止めます。オゾンの自己分解によって酸素へ戻ると、オゾン濃度が低くなってきます。ある閾値までオゾン濃度が下がってくるとオゾンの発生を再開する運転制御をします。
オゾン濃度を測定しているセンサー部は消耗品(9000h)ですので交換が必要です。
PSA(酸素でオゾンを作る) オゾン発生装置でのオゾン生成は、主に放電により空気中(酸素21%、窒素78%、ほか)の酸素を原料として生成されます。そのとき邪魔になるのが窒素(N2)で、オゾンの生成効率の妨げとなります。これを解決するために空気中より窒素(N2)をとり除き、酸素濃度を上げる目的で使用される装置をPSA(Pressure Swing Adsorption/ガス濃縮装置)といいます。しかし、PSA自体が非常に高価であることと、メンテナンスコストも高いためにために100万円を超えるような大型のオゾン発生装置に搭載されることがほとんどです。
空気でオゾンを作る オゾン発生装置導入において、コスト面を考えなければPSA搭載のオゾン発生装置を選定するのがベストです。しかしイニシャルコスト、ランニングコストが高価な欠点があります。大規模な食品工場などでの導入の場合はオゾン発生量が3g/h以上の大・中型のオゾン発生装置(PSA付)を選定するケースが多いです。


これに対してオゾン発生量1〜2g/h以下の小型のオゾン発生装置の場合は、高価なPSAを搭載せずに空気からオゾンを作るタイプのものが多く、安価で機器を導入することが出来ます。


しかし、
このときに厄介になってくるのが空気中(酸素21%、窒素78%、ほか)の窒素(N2)で、オゾンの生成効率の妨げとなります。また、オゾン生成時に窒素(N2)と酸素(O2)と湿気(H2O)が反応すると、硝酸(HNO3)という強酸性で非常に腐食性(毒性)の高い白い粉状のものが、放電部というオゾン発生装置の心臓部に付着堆積していってしまいます。
 ※無声放電方式、沿面放電方式に限ります。PSA搭載タイプ、ランプ方式、電気分解方式では硝酸は生成されません。


硝酸が放電部(発生体)に付着、堆積してくると、放電をしなくなるのでオゾンの発生量が徐々に少なくなってきて、最後にはまったくオゾンの生成をしなくなってしまいます。つまり、定期的に放電部(オゾン発生体)に付着した硝酸を掃除(メンテナンス)してあげないといけません。オゾン発生装置をメーカーへ戻してオーバーホールする場合は安価ではありますが別途費用もかかってしまいます。


しかし最近ではお客様個人で、オゾン発生体を外して水洗いできるタイプのもの(YS11DKSJYS2001OZ)もありますので、定期的なメンテナンス費用はほとんどかかりません。
しかし注意が必要です。
このお掃除の周期ですが、冬場は乾燥しているので比較的長い時間掃除をしなくても大丈夫ですが、湿気が多い(梅雨時、夏場)時期や使用環境によっては2週間〜1ヶ月でのお掃除が必要になってきます。この掃除を怠ると付着した硝酸がオゾン発生体の金属部分を錆びさせてオゾン発生体を壊してしまい交換で高い費用がかかってしまします。


回転電極方式無声放電方式のオゾン発生体(YS300OZHで採用)
放電部分を常に移動させて硝酸の付着を極力抑えることに成功した特許取得のオゾン発生体(放電部)です。
通常の無声放電や沿面放電に比べて約18倍の効率で硝酸付着を抑えることが出来ます。
連続運転で約2年(1日のうち6時間の運転であれば8年間)、放電部の掃除が必要ないので、水洗い発生体をマメに掃除をする自身のない方にはお勧めです。


ランプ方式でのオゾン生成
この方式でのオゾン生成は生成エネルギーが比較的小さいために、窒素との反応も無く硝酸が出来ることはありません。
ただし、ランプが消耗品ですのでランニングコストはかかってしまいます。比較的小規模のオゾン発生装置に向いています。交換は個人で出来ます。


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人感センサー オゾン発生装置の目の前(50cm以内)に人が近づくと、オゾンの発生を止めるセンサー。オゾン発生量と使用する部屋の容積(広さ)から算出されるオゾン濃度が適正(0.1ppm以下)であればそのオゾン発生器は連続運転をしても有人時において人に悪影響を及ぼさないが、オゾン発生装置の噴出し口近辺はオゾン濃度が高い為にオゾン発生を停止する目的で設けられたセンサーです。人感センサーがないオゾン発生装置を使用する場合には、噴出し口から少なくとも1m以上は人が近づけないところに機器を設置したほうが良い。
自動回収装置 オゾンガス薫蒸(無人運転)後のオゾンガスを機械が回収して酸素に戻す機能です。
無人運転によるオゾン脱臭・除菌の運転終了直後は部屋のオゾン濃度は1〜2ppm程度で、人が入室して良い0.1ppmよりも高く、入室してはいけません。約1〜2時間程度でオゾンは自然分解して酸素に戻りますので、その後の入室が可能になります。
運転直後に入室したい場合には、すぐに換気をして部屋のオゾン濃度を急激に下げるか、オゾンを酸素に戻す触媒フィルターを通して酸素に戻す方法があります。
硝酸の生成 空気からオゾンを生成するときに厄介になってくるのが空気中(酸素21%、窒素78%、ほか)の窒素(N2)で、オゾンの生成効率の妨げとなります。また、オゾン生成時に窒素(N2)と酸素(O2)と湿気(H2O)が反応すると、硝酸(HNO3という強酸性で非常に腐食性(毒性)の高い白い粉状のものが、放電部というオゾン発生装置の心臓部に付着堆積していってしまいます。
 ※無声放電方式、沿面放電方式に限ります。PSA搭載タイプ、ランプ方式、電気分解方式では硝酸は生成されません。


硝酸が放電部(発生体)に付着、堆積してくると、放電をしなくなるのでオゾンの発生量が徐々に少なくなってきて、最後にはまったくオゾンの生成をしなくなってしまいます。つまり、定期的に放電部(オゾン発生体)に付着した硝酸を掃除(メンテナンス)してあげないといけません。


しかし最近ではお客様個人で、オゾン発生体を外して水洗いできるタイプのもの(YS11DKSJYS2001OZ)もありますので、定期的なメンテナンス費用はほとんどかかりません。
しかし注意が必要です。
このお掃除の周期ですが、冬場は乾燥しているので比較的長い時間掃除をしなくても大丈夫ですが、湿気が多い(梅雨時、夏場)時期や使用環境によっては2週間〜1ヶ月でのお掃除が必要になってきます。この掃除を怠ると付着した硝酸がオゾン発生体の金属部分を錆びさせてオゾン発生体を壊してしまい交換が必要で高い費用がかかってしまします。


■回転電極方式の無声放電方式のオゾン発生体(YS300OZHで採用)
放電部分を常に移動させて硝酸の付着を極力抑えることに成功した特許取得のオゾン発生体(放電部)です。
通常の無声放電や沿面放電に比べて約18倍の効率で硝酸付着を抑えることが出来ます。
連続運転で約2年、放電部の掃除が必要ないので、水洗い発生体をマメに掃除をする自信のない方にはお勧めです。
注)YS70-OZSのオゾン発生量表記について YS70−OZSは0〜130mg/hのオゾンを生成する能力がありますが、有人時に使用に関しては70mg/h以下での運用をお願いしております。130mg/hでの運用をする場合には、部屋の広さや、設置場所に関して濃いオゾンを吸い込まないための工夫が出来る、オゾンに詳しい専門家の指導の元に限りご使用いただくるようお願いしております。詳しくはお問い合わせください。
オゾン・オゾン水・紫外線の脱臭と殺菌MENU